気が利く人、利かない人
私は決して気の利くタイプではない、と自分では思っているが、外に出てみるともしかしたら私は気が利く方なのでは?と思うこともしばしば。
先日の習い事の教室での話。
授業の半分辺りで5分弱のトイレ休憩があるのだが、この時間は私たちのおやつタイムでもある。というのは何回もお話ししてきた。→おやつの話1
私はこの教室に持って行くお菓子を選ぶ時、個装になっているお菓子しか選ばない。
その人の好みのお菓子ではないかもしれないし、その場で食べる人ばかりではないからだ。(持って帰ってお孫さんにあげるという人もいる)
他の人からも基本的には個装になっているお菓子をいただくことが多い。
(たまにケーキとかカステラとか、むき出しのものもあるが)
もし大袋のお菓子を用意した時は、事前に個別にフィルムの袋に均等に入れて持ってきてくれるなど、気の利く人もいる。
しかし中にはそこまで頭の回らない人もいて、その場で分けてくれる人もいる。
先日は適当な大きさに切った紙をお皿代わりにして、バラバラと甘納豆を乗せて渡してくれた人がいる。
いただくのはありがたいけど、その時私はそれを食べたい気分ではなかったので持ち帰ろうと思った。
しかし下に敷いてある紙が小さすぎて、折りたたむほどの余裕がない。
そうこうしているうちに休憩時間は終わり、講義が始まる。
お菓子を配っていた人は時間内に配り切れず、講義が始まってもガサゴソやっていた。
その音が大きくて気が散る。
休憩時間が短いことも、その場で食べる人ばかりじゃないことも、分かっているだろうに……。
もらった後のこともちょっと考えてほしいと思った。
せめて包んで持って帰れるほどの紙の大きさにしてほしい。
これはもう人それぞれの性質というか、性格というか……、みんながみんな気が利くわけではないのも分かっているので受け流すしかない。
持って帰れるほどの紙の大きさに乗せて渡してくれるような人だったら付き合えるけど(クドい^^;)、こぼれるかどうかがギリギリの紙に不安定な物(お豆は転がるでしょう)を乗せて渡してくる人とは、友人としてはあまり付き合いたくない。