日々をボヤく

安定した生活から急転直下。夫が会社を辞め夫婦で無職。そんな現実を受け入れられないでいる主婦のボヤき。

自分のセンス

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先月の話だが、カルチャースクールの1日講座へ行ってきた。

 

すでにコロナウィルスで騒いでいた頃で、実施するのかどうか…という感じだったが、窓全開で行われた。

 

まだ3月の頭で寒かったのだが、換気のためにそうなったのだと思う。

 

私はハーバリウムの資格を持っているのだが、それもどんどん進化していて新しい手法がどんどん登場している。

その新しいハーバリウムが前から気になっていたので参加した。

 

ハーバリウムは人気だし、大勢いるのかと思ったら少なくてたったの6人。

でもこんな時だから、少人数の方が密にならなくてちょうどよかった。

 

たくさんの花の中から選ぶのは、はっきり言ってセンスが大事。

色を統一するとか、花の種類を揃えるとか、逆にバラバラにして賑やかにするか。

 

私はあまりゴチャゴチャしたのが好きではないので、シンプルにしてみた。

他の人達も悩みながらもいいチョイスで、華やかな作品を作っていった。

 

その中に、「自分では選べないから先生、選んでください」という年配の女性がいた。

(Eさんとしよう)

 

講師の先生も最初は「ご自分でぜひ選んでみてください」と言っていたが、いつまでも進まないので、Eさんの作品を作ってあげていた。

 

人にやってくれと頼んだ割には横から「あの花を使いたいんだけど」「こういうのも使ってみたいんだけど」と口を挟んで、先生もきっと呆れていた。

 

私はEさんの隣の席だったのでその会話を聞きながら自分の作業をしていたが、「それだけ使いたい花があるなら自分でやればいいのに」と思っていた。

 

その後も、ある程度出来上がってから先生の作ってくれたデザインがイマイチ気に入らなかったのか、私に「この葉っぱの向き、こっちの方がよくない?」とか「この花も足したいけど、どう思う?」とか聞いてくる。

 

他の人はEさんがどうも面倒な人だと気づいてあまり近寄らなかったけど、せっかく来たなら満足するものを作ってほしいし、私も元来世話好きな性分なので聞かれれば答えていた。

 

きっとこの人は自分で判断できない人なんだろう。

失敗したくなかったから自分でできなかったんだと思う。

 

でもその後もあれこれ触ったり付け足したりしていたので、結局まとまりのない感じに仕上がってしまった。

 

他の人はそれぞれ個性溢れる作品が出来上がった。

 

こうやって比べてみてみると、作品からある程度の性格が推測できる。

 

限られた花材で作る時は別として、今回のように使いたい放題の時は使う花の量とか、色合いでおおよその人柄が見える。

 

Eさんのまとまりのない作品も、まさにEさんの性格が出ているような気がした。

 

カルチャースクールって安いという料金でもないし、せっかくだから最初から自分で作ってみればよかったのに、と思いながら帰った。

 

面白かったので教室に通ってみようかな…と思ったが、こうなってしまって習い事どころではなくなってしまったので、収束したら行ってみようかなと思っている。

 

 

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