いつもと違うということ
新幹線の予約をなんとかしなくてはならない。
観劇がことごとく中止になり、新幹線の切符だけが予約した状態になっていた。
3月が中止になったので3月の分を4月にずらし、4月も中止になったのでその分を5月に移したが、5月も6月も中止になり、もう動かすところがなくなってしまった。
しかも、最初に予約した日から3ヵ月後までしか動かすことができないということを今日初めて知った。
最初に予約した日が2月なので、5月までしか動かせないということだ。
今まで、切符を取って日にちをずらしたり、時間を変更することはあったけど、こんなに何か月も使わない…ということはなかったので、本当に初めてのケースで戸惑っている。
変更するのは(利用区間が変わらない限り)無料なのだが、払い戻しだとキャンセル料のようなものが取られてしまう。
最悪それも仕方ないのかな。
でもこちらの都合でキャンセルするわけではないし、それでキャンセル料が取られるのも納得がいかない。
新型コロナの影響で行けないのだから。
で、JRに電話してみた。
きっとそういう問い合わせが多いことだろう。
予約状況を確認してもらい、これ以上日にちが伸ばせないのもお互い理解した。
「こういう状況なので、今回の予約分は払い戻しをしても手数料はかかりません」
という返事だった。
よかった。
観劇のチケット代といい、今回の新幹線代といい、色々戻ってくるお金があるなぁ。
行けなかっただけだから決して嬉しいという気持ちではないけど。
それだけ今が「異常事態」だということだ。
テレビを観ていると、1年はこの状況が続くという人もいるし何だかよく分からないけど、そんなにいつまでもみんながジッとしていられるわけがない。
きっとそのうちみんなウズウズして出かけると思う。
でも今、せめてこのピークの間だけでも大人しくしていられないものか。
そういう人たちのせいでどんどん行動範囲が狭まって、真面目に家にいる人たちがバカみたい。
家族のために、大切な人のために……なんて綺麗なことは言わない。
迷惑なんだ。