スーパームーン
今日も天気が良く気持ちのいい1日だった。
せっかくの有意義な時間だというのに、弱い(でもずっとシクシク続く)頭痛にやられてあまり動けなかった。
頭痛というのはまったくいいことがない。
大病でもないから病院へ行くほどでもないし、とはいえ痛みでシャキシャキ動けない。
はっきりとした原因が分かればいいのに…。
さて、今日はスーパームーンだそうだ。
月が地球に最も接近する日で、とても大きく見えるのだそうだ。
月が綺麗な時はバルコニーに出て自分の目で見るようにしている。
まだ少し寒さがあってピリっとした空気の中にひと際輝く満月。
どちらかというと、不思議な力を信じている私。
月は特に神秘的なものを感じる。
普段何気なく生きていると、まるで人間がすべての文明を作って進化させてきたように思い(実際そういうところもあるけど)、まるで自分たちが生き物の中で一番のように思っている節があるけど、実際は私たちも自然の一部でしかない。
動物は本能で生きていて理性がない。
人間は生きるという基本的な能力と、幸せを感じたり、考えるということができる。
でも地震や台風など、自然の大きな力にはかなわない。
木も切られたり倒れれば終わり。野の花も咲き終わったり踏み潰されれば終わり。
人間もそういうものの1つでしかない。
木も花も、言葉は発しないけど生命ある同じ生き物とすれば、何かエネルギーを出しているんじゃないかなと思ったりする。
森に行くと空気が美味しくて癒されるのも、何となくじゃなくて木の発しているエネルギーを私たちが受け止めたからじゃないかなと。
月に生命があるかどうか分からないけど、ずっとそれらの輪廻を見守ってきたものと考えれば、きっと何か不思議な力があるのではないかなと、思ったりするのだ。
こういう日は、そんなことも考えてみたりしながら、月を眺めていました。
都会では緊急事態宣言が出され大変な時だけど、夜の澄んだ空気に少し浸ってみるのもいいかもしれません。