渡る世間はストレスばかり
今日は特に外に出たくない気分だったのだが、今週のどこかでコンサートのチケットを受け取りに隣町まで行かなくてはならず、早い方がいいと思い今日出かけた。
観劇でもコンサートでも、チケットを取る時は必死で取るのだが、いざ行くとなると面倒になってしまう。だったら取らなければいいのに…。
せっかくこっちの方まで来たならと思い、実家へ寄って行くことにした。
母が倹約家で普段はとても質素な生活をしているので、行く時は差し入れを持って行くことが多い。
人気のたい焼き屋さんのたい焼きを持って行くことが多いけど、あまり続いても飽きるかな…と思って今日はちょっと先の甘味屋さんへ行った。
本業は別のお店なのだが、なぜか大判焼きも売っていて、いつの間にか大判焼きの方が有名になってしまった。
先客が1~2人いたが、私がお店に入った後に急に混みだした。
年配の女性で店内は大混雑になってしまった。
なかなか待たされて、他にもおでんや、今日は彼岸の入りなので入り団子も買ったり、なかなかの品数になった。
狭い店内におばあさんがうじゃうじゃいる状況でバタバタと支払いを済ませた。
実家へ寄り、「大判焼き、買ってきたよ~」と袋をあけると……おでんとおだんごしか入っていない。
散々待たされて肝心の大判焼きが入っていない Σ(T□T)
すぐに電話した。
この時の怒りはお腹も空いていたので頂点だ。(もちろん電話では怒り狂っていた)
遠くもないが歩いても行けない距離。
ガソリンも時間も無駄になる。
代金もおでんとおだんごの分しか払っていなかったようなので、もうどっちでもよかったけど、行くといった手前取りに行った。
行く頃には私の気持ちも落ち着き、おまけもいただいて帰った。
時々行くお店なので、気分が悪いまま終わるのは嫌だ。
結局私は謝る。
「さっきは気分を害したでしょう。すみませんでした」
もちろん向こうのミスなので向こうの方が謝っていたけど。
私は怒っても、結局後で後悔する。(たとえ相手の方が悪くても)
そして最終的には謝る。
車の事故でぶつかられた時、それこそ怒って車から飛び出していったのだが、後日怒ったことに対して謝りの手紙を送ったことがある。
相手が悪くて、それに対して私が怒ったとしても、その怒ったこと自体を後悔して、相手に謝らずにはいられない。(そのままにもしておけないのです)
そんなこと、今まで何回もある。
結局関係は修復して終わるのでいい雰囲気にはなるが、自分の傷としてはしっかり残るので、思い出としてはよくない。
今日、外に出たくないと思っていたのに、出た結果がこれ。
外に出るとストレスばかり。
また引きこもりの殻が一つ厚くなったような気がする。
もう今週は花壇への水やり以外は一切外に出ない。