日々をボヤく

安定した生活から急転直下。夫が会社を辞め夫婦で無職。そんな現実を受け入れられないでいる主婦のボヤき。

目にとまった言葉

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先日、イオンラウンジでお茶をしていた時のこと。

 

そこには少ないけど雑誌が置かれていて、私はあればファッション雑誌を読む。

 

夫は読みたいのがなかったらしく、適当に1冊持ってきて読んでいた。

 

少ししたら小声で「ここ読んでみて」というので、その雑誌を読んでみた。

 

それは「ゆうゆう」という50代以上くらいをターゲットにした雑誌で、巻頭ページに枡野俊明さんというご住職の「穏やかに心地よく暮らす 心の習慣・禅の言葉」という連載だった。

 

 

「美しいか醜いか、豊かか貧しいか……(中略)比較することに、何の意味があるのでしょう。(中略)比べようがないものを比べようとするから、余計なことや無駄なものがまとわりついてしまい、不安や悩み、心配事が増えるのです。」

 

 

心をズドンと打たれたような衝撃があった。

 

まるで私に語りかけられているような言葉だった。

 

私が悩んだり、クヨクヨしていることはまさにそんなことかもしれない。

 

今、不自由なく生活できているだけでも幸せなことなのに、これ以上何を望んでいるんだ、私は。

 

もう何年も前に、イベントで出会った占い師に同じことを言われた気がする。

(この時すでに不妊治療で悩んでいた)

「もうあなたは十分持っているじゃない。これ以上何が欲しいの?」

そう言われた。

その時、よく分からない思いが溢れて泣いてしまったっけ。

 

その他にも下重暁子さんの言葉にもハッとさせられることが書かれていたりして、30分では読み切れなかった。(イオンラウンジは30分しか利用できないので)

 

そんなわけで買ってしまった。

ゆうゆう11月号。

 

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普段、雑誌はほとんどdマガジンで読んでいるが、ゆうゆうという雑誌はdマガジンにはなかったので、いつでも読み返せるように買ってみた。

 

その時は納得できるけど、きっとまたクヨクヨしてしまうだろう。

 

来週末にはまたお隣に娘と孫がきてドタバタ騒ぐだろう。

それを聞いて私はぬぐい切れない劣等感と孤独と敗北感で落ち込むことだろう。

 

でもその時、このご住職の文章を読み返して少しでも心を落ち着けたいと思う。

 

そうやって、くよくよしながらも少しずつ顔を上げていけたらと思う。

 

もし同じように悩んでおられる方がいたら、この雑誌を少し読んでみてほしい。

(今ならまだ本屋さんにあるはず)

 

生きることにしがみつくわけじゃないけど、生きている間くらいは苦しみから自分を解放してあげたい。

 

 

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