必ずくるブルー
この週末はずっと観劇していた。
今回の観劇は夫が会社を辞める前に決まっていたことなのでできたことだが、これからはこんな風に観劇三昧などしていられないだろう。
楽しかったし、面白かったし、行ってよかったと思っている。
観劇はずっと好きで今でもちょこちょこ行っているのだが、行く前に必ずマリッジブルーならぬ“観劇ブルー”になる。
行けば楽しいのは分かっているけど、行って帰ってくると疲れてしまうのも経験から分かっているので、憂鬱になってしまう。
そんな姿を見て夫は「好きなことをしているのになぜそうなるのか分からない」と言う。
私も行く前は張り切ってチケットを取るのだが、日が近づいてくると気が重くなってくる。
まず家から出たくないのが基本なので、それを破るという憂鬱。
そしてどうしても歩き回ることになるので、合わない靴のおかげで絶対足が痛くなる憂鬱。
時間を上手に使う憂鬱。
(空き時間をどう過ごそうかなとか)
もし初めていく会場なら、無事にたどり着けるかという憂鬱。
帰りが遅くなる憂鬱。たいてい帰りは夜になるので。
他にもあるかもしれないが、これらの要素が重なり合って行きたくなくなってしまうのだ。
今週はちょっと続いて週末にまた観劇に行くのだが、すでに気が重い。
好きなことなんだから、もっとワクワクしてほしいと自分でも思うのだが。