日々をボヤく

安定した生活から急転直下。夫が会社を辞め夫婦で無職。そんな現実を受け入れられないでいる主婦のボヤき。

誰のための結婚

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私の通っている習い事のクラスに、ちょっといいお家の女性がいる。

 

話を聞いていると旧家に嫁いだらしく、たぶんそこそこいい生活をしているのではないかと思う。

だから私と友人の間で“マダム”と呼んでいる。

 

そのマダムには3人のお子さんがいて、もうみんな大きくて30歳過ぎの娘さんや息子さんたち。

 

まだ誰も結婚していなくて、それが悩みの一つでもある。

 

息子さんは彼女がいるらしいので、いずれ結婚という可能性もあるだろうが、娘さんに男っ気がないらしく、結婚する気配がないのだそうだ。

 

そこで、マダム自身が結婚相談所へ行き、登録してある人のリストを見て、お眼鏡にかなった人がいればお見合いを申し込む…のかな? 相談所のシステムはよく知らないけど、とにかく母親であるマダムが結婚相談所に足繁く通っているらしい。

 

1ヵ月でその情報を見られるのは回数に限りがあるらしく、厳選するのも大変らしい。

 

今まで何回かお見合いを設定したが、どれもうまくいかなかったようだ。

 

いつかテレビで見たけど、最近は親同士が先に会って、親同士が連絡先を交換して、その後に娘や息子を合わせる段取りを決めるスタイルのお見合いがあるらしい。

 

なんだかなーー ┐(´-`)┌

 

私も結婚は早い方ではなかったので、親にやんやと言われ続けてきたわけだが、結婚する相手は自分で決めた。

 

そもそもその娘さんや息子さんたちはなぜ親任せなのか。

 

お見合いに興味がないのではないだろうか。

もしかしたら結婚にもそんなに乗り気ではないのではないかなぁと思った。

 

そんな冷めた息子・娘のために必死に動き回る親。

 

そういう結婚で幸せになった人っているんだろうか。

 

男性嫌いの私ですら「この人と結婚したい」という気持ちが湧いた瞬間があって今があるのだが、一瞬でもそういう気持ちにならずに結婚して自分の気持ちは落ち着くのだろうか。

 

子供が生まれるとさらに夫への関心は薄れていく。もともと薄いところから始まった結婚がその先どうなっていくのか、私には理解の及ぶ範囲ではない。

 

一緒にいれば「情」は湧くから夫婦という意識は確立できるだろうけど。

 

親はとにかく「結婚」してもらうことが目的なのか。

でも結婚すれば幸せってわけでもないけどなぁ。

 

マダムのお見合い話を聞いていると、ただただ親が必死になっていて、娘さんは淡々とお見合いをこなしていく様子が頭に浮かんで仕方ない。 

 

こうなってくると、誰のための結婚か分からなくなってくる。

 

人はいつだって幸せを求めてもがいて悩んで生きている。

 

その幸せの形も、時代とともに変わってきている気がする。

 

 

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